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ツーリング川柳

「ツーリング」はバイク乗りであれば憧れるもののひとつで、一人でも仲間とも楽しめる最高の時間だ。だからこそあるあるが詰まっている。そんなツーリングに関する川柳を紹介させてほしい。

ライダーが ホイホイ釣れる 「スカイライン」

「〇〇スカイライン」という言葉を聞いたら走りたくてうずうずしてしまうのがバイク乗りの宿命。吾妻スカイライン、富士山スカイライン、箱根スカイライン、高野龍神スカイライン、中禅寺湖スカイライン、蓼科スカイライン……大挙にいとまがない。

目的は 特にないけど ツーリング

ロングツーリングやマスツーリングならいざ知らず、ぶらりと50km走るときには目的なんてなかったりして、走りながら「ああ、こっちに行ってみようかな」なんて思ったりするもの。走ることそのものが目的ってことかな。

雨の予報 準備をすると よく晴れる

てるてる坊主を吊るすよりも、雨のためにこれでもかというほど準備を整えるほうが晴れ乞いにはうってつけだ。「雨が降る!」と思ってレインウェアなり用意するとおそろしく晴れるし、「今日は晴れだ!」と思ってるといきなり雨が降るんだから。なんなの?

気が付けば 愛車だらけの カメラロール

ツーリングをした撮り甲斐のある光景にたくさん出くわすから、写真をパシャパシャ撮る。もちろん愛車も一緒に。時には景色に見どころがないコンビニの駐車場でも愛車撮りたい欲を掻き立てられる。

ツーリング 行きはよいよい 帰りはこわい

通りゃんせの歌詞にある「こわい」っていうのは「疲れた」の意味の方言だとする説もあるんだけど、ツーリングはまさにそれ。同じ距離でも帰りの疲労感がすごい。車だったらもっと疲労感は少なく済むんだろうな、と思うこともあったりする。それでもまたバイクに乗ってしまう。

自販機の 缶コーヒーが やたら旨い

ライダーが飲み物を買う際、やたら缶コーヒーを買うことに気づくと思う。自動販売機で買う頻度が多くなるのは仕方ないとしても、どうしてやたら缶コーヒーばっかり買うんだろう?
多様な車種があれど「バイク」であることには変わらないように、味が多様化していても「コーヒー」であることには変わらない、そういうところに惹かれているのかもしれない。

お土産は バイクに載らない でも欲しい

遠出すると、「これ欲しい!車なら載せられたのに…」と惜しくなるお土産に出会うことがある。しかも、バイクに載らないだろうな~と分かっているものほどめちゃくちゃほしいものだったりするのだ。