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中古車に関する川柳

最初のバイクに中古車を選ぶ人も多いだろう。中古車にはいい面もあるが注意しておきたい面もあり、中古車ならではのあるあるというものも存在する。そんな中古車ならではの特長をまとめてみよう。

小型だと 何かと多い ノーメンテ

排気量251cc以上から車検を受けなくてはならないが、250ccまでは車検がない。そのためなのかは不明だが、250ccの中古車はまったくメンテナンスをされていないマシンも多く見受けられる。車検がないからメンテナンスも不要だ、と思っているライダーが多いのかもしれない。「車検がない」ということはメンテナンスを怠ってよい理由ではないし、250ccだからといって維持費が安くなるわけではないのだが。250cc以下を買うときには、メンテされていそうかどうかもチェックする必要があるだろう。中古車で250cc以下を買おうと思っている人はマシンの状態を注意深く見たほうがいい。

安いもの 入門として 選びがち

はじめてバイクを買う際には、お金もないし安い中古車をさがそうとする傾向がある。しかし、バイクはメンテナンスが必要な乗り物であって、しかも走ることもメンテナンスの一環だ。人気・不人気の差も激しいことを忘れてはならない。中古のバイクで安いものには理由があるし、そもそも不人気車はパーツも少ないから今後のメンテナンスにむしろお金がかかりやすいという事情もある。人気の車種であれば、少し値段は張るだろうが、メンテナンスを丁寧に受けていて長く走れる可能性は高いし、パーツが手頃で手に入りやすい。カスタムやレストアなどメカニックな面で楽しみたい玄人、飾り用として購入するのであればいくら安くてもかまわないが、「バイクに乗りたい!」と願うライダー、特に初心者にとっては扱いが厳しいものが多いだろう。長く乗りたいのであれば、奮発して新車を買うか、中古車の中でも比較的新しくて人気のある車種をおすすめする。知識だけではなく、出したお金も安全に直結するのがバイクの難しいところであり、面白いところでもあるのだ。

買う前に 確認したい 錆・タイヤ

フロントフォークとタンク内に錆がないかどうかはチェックしておこう。錆があるとすぐにオイルが漏れてくる。また、ガソリンタンク内に錆があるとエンジンに悪影響だし、キャブレターだとオーバーフローしかねないので注意が必要だ。また、タイヤの溝があるか、ひび割れがないか、硬化していないかなどはもちろんチェックするべきだが、一番重視したいのは製造年月だ。これは側面に入っており簡単に分かるので見ておくに越したことはない。タイヤの寿命は5年程度だ。見た目が良くても製造から5年経っているようなタイヤは使わないほうがいい。