原付部門

カスタム川柳【原付編】

原付に乗る人は、どちらかというと移動性や積載性を重視していて、カスタムをする場合はそのあたりを楽しむところもある。カブ(特に鉄カブ)ではその傾向が強いと思う。こちらでは、原付、とくにカブにカスタムをする際のあるあるを川柳でお届けしたい。

鉄カブに キャリアをつける ところから

カブに求めているのはやはり積載性。カブ自身もそれをよくわかっているのか、積載アップのためのパーツを豊富にそろえている。フロントキャリア、銀行ボックス(銀行員が乗るビジネスバイクについている黒いボックス)まで。

シートだけ ホイール変えよう ハンドルも

シートやホイールやハンドルは、専門的な知識がほとんどいらない上に、マシンの表情をがらりと変えるカスタムである。特にカブはカラーも限定モデルも多様だから、シートに関しては純正パーツに絞っても選び放題と言って差し支えないかもしれない。長時間走るなら、ロングシートに付け替えることもできる。ホイールの交換は純正流用ができるうえに、それだけでイメージが変わるのが楽しい。ハンドル周りは、ハンドルそのものを変えてしまってカスタムを楽しむことだってできる。あれもやりたい、これもやりたい……そうやってどんどんとカスタム沼にはまっていくのだ。

カブらしさ 壊さず変えたい マフラーを

スーパーカブのマフラーを物色するのは地味に時間がかかる。マフラーはカチ上げやらサイレンサーやらで独創的な形をしているほうが需要があるからだ。排気量が大きいなら似合うかもしれないが、カブに派手なマフラーをつけるとコレジャナイ感が出てしまうこともある。いや、それならここもカスタムしなきゃ……とさらにいじりたい欲がでてしまうのもまずい。カチ上げもいいしでかいサイレンサーもが付いているのも構わないが、スーパーカブのあの形にマッチするものがいいんだ!と乗っているライダーも多いだけに、そこまで主張の激しいマフラーはちょっと……と考える人も多いのではないだろうか。

よく走る カブにつけたい バイクナビ

バッテリーやシガーソケットをいじるため、カスタムとしては中級レベルといえよう。カブの魅力はカスタムパーツの安さ、いじりやすさ、燃費の良さ。どこまでも走れるカブだからこそ遠出がしたくなるし、遠出をするならナビをつけたいと思う人も多いだろうと思う。今はスマホホルダーをつければ事足りるかもしれないが、それでも電源取り出しをしたら充電ができて便利さが増すから、そういう意味でもおすすめのカスタムではある。